毎度のごとく 重複している様な気もしますが・・・
今回は改めて、なんとなしにTVで俳優(声優)を知っていて興味はあるんだけれども、
そこまで実情について知るつもりはない人や、
何年もオタクやってるけど内情について知る機会の無い人向けに、
具体的に養成所や専門学校って何やるんだい? という事に着目して書きたいと思いますう
結論から言うと、タイトルの通り音声学・音響学・耳鼻咽喉の原理的な話・舞台に関わる役者の歴史については
1ミリも勉強しません!!
博学なごく一部の講師が偶然知っていたから、余興で話す という事はあっても。
でも、こういった本質的な理論や歴史に基づいた勉強をする芸術って、
日本だと絵と音楽の大学それとクラシックバレエだけだと思いますね。
少なくとも役者業の大学はほぼ無いです。
じゃあ何をやるの?って話なんですが。
具体的なコースや科目がどうのこうのって話は、他のサイトが沢山ありますので割愛して、
まず、専門学校も養成所も大体2年間(3年のところもある)で、
養成所については、基礎科、研修科と分かれており、
この次が準所属となります。大体。
準所属とは、
現代ではタレントとしてやっていく為の、技術面よりコンプラ(炎上しないか)が最重視され
本業よりも踊りや歌、番組やYOUTUBEチャンネルなど顔を晒す機会も増加しています。
なので、俳(声)優といえど、実質アイドルだと思って貰って全く差し支えありません。
その数年間で、身辺管理のできる人間か? を見られています。
その最終段階が、この準所属という形になります。
昨今ではちょっと燃えただけでスポンサーがすぐに降りてしまい金にならないですから、
準所属という法律には存在しない独自の雇用形態を作り出し、実際に軽く仕事を与えてみて、見計らっている訳です。
因みに、基礎科では場所によりますが大体 一週間に1回、2時間で、
腹筋のトレーニングとかプランクみたいな皆さんがオウチでやっている様な事を1時間ほどやった後、
残り30分くらいはセリフを読んだりします。(無い時もある。そういうときはシアターゲームという即興劇をするんですが、トレーニングっていうより遊びに近いです。
一般的にいうと人狼とか伝言ゲーム、そういうものに近いです。)
研修科に上がって、やっとマイクを使ってアテレコをしたりしますが、
正直な話、これは緊張感や初めての飲食店バイトみたいな慣れの問題で、
最初から出来ちゃう(絵に声をパズルのようにハメられる)人は出来ちゃいますし、
最初は出来ない人も半年もやっていれば直ぐに慣れます。
あと、自宅でも練習できます。
(※俳優的なアテレコではない演技も同じです)
その証拠に、お笑い芸人やアイドル、Vチューバーなんかがもちろん芝居をしますが、
(ビジネス的に考えて)下手に養成所出の 事務所の 人間を使うよりも、
話題性でハネて金になりますし、実際上手い事も全然あり得る話です。
(非常に恐縮ですが、大塚明夫さんがこちらの記事で、声優の仕事を声優だけがやると思ってるのは一部のオタクだけで、色んな職業の人が行うし、そういう技術を持っていてもわざとならない人もいると書かれております。
本当にその通りですありがとうございます(?))
ttps://toyokeizai.net/articles/-/321702?page=2
或いは、この世に生きているすべての人が役者であり、普段から演技や芝居をしています。
ウソを隠す時、上司やお客さんに折衝する時、恋人にいい顔する時・・・
芝居とは、その普段から行っている日常生活を舞台上で再現しているだけです。
多くの芸術は無学な人にとってすれば、魔法のように何か凄いものにみえますが、紐解いてみるとこういうものなんだな、と解ります。
(教会のステンドグラスが神々しく映るのは、大手企業のロゴが記憶に残りやすいのは、人間工学に基づいているからだ とかね)
なので、まとめると、
芸術という金にならない曖昧なものを売るには、技術ではなくその国のスポンサーや世間好みの人間性が重要である
そのために、”一般人”ではなく”演出された芸能人”として生きていくに足る人間なのか?
を初歩的な訓練を2年間で行いながら、見られている という訳なんですね~
実際に、私がお邪魔した養成所付属の事務所でも運営側にスタジオを映すモニターがありましたし、
ツイッター(X)のフォロワーが◯◯人いると採用され易いというのは常識になってきています。
声優というのが、まだ確立されていない1900年代とは全く違う業界になった という事で、
その時代の俳優(声優)はこういう現代的な事実を嫌うんですが、
残念ながら技巧派の時代は終わってしまったんです。🥺
でも、美術史を学んでいる方には常識ですが、そういった技巧派、前衛的、アカデミック、芸術は貴族の所有物などを繰り返していますので・・・これも予定調和の一環という事で!
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